GRAPEのみなさま
畠山です。
神戸大兵頭さんの代理で投稿いたします。
今年のJpGUでは、古地磁気と微化石グループの共同提案として「磁気層序・微化石層序―高精度年代法に向けて 」というセッションが開催されます。
広い意味での磁気層序(極性、エクスカーション、強度変動、地磁気永年変化、岩石磁気プロファイル、等)、および微化石などを利用した年代推定の可
能性について議論するセッションです。
招待講演者として林田さん(同志社大学)と千代さん(地球環境産業技術研究機構)にご講演いただく予定です。
みなさまのご投稿・ご参集をお待ちしております。
予稿投稿サイト
https://secure.jtbcom.co.jp/jpgu/
予稿投稿期間
早期締切: 2012年2月3日(金) 24:00
最終締切: 2012年2月17日(金) 正午12:00
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セッションID S-TT58
タイトル
磁気層序・微化石層序―高精度年代法に向けて
Magnetostratigraphy and microfossil stratigraphytoward high-precision dating
コンビーナ
兵頭 政幸 (神戸大学 自然科学系先端融合研究環 内海域環境教育研究センター)
佐藤 時幸 (秋田大学 工学資源学部 地球資源学科 応用地球科学教室)
畠山 唯達 (岡山理科大学 情報処理センター)
スコープ
磁気層序と微化石層序は層序年代法として広く使われている。年代法への適用は、主に地磁気や微化石の標準時系列データを年代尺度として利用する方法
と、岩石磁気や生物生産量などによる気候プロキシを標準海洋酸素同位体層序や他の気候層序に対比する方法に分かれる。本セッションでは、最新の地磁気
方向・強度の永年変化と高精度微化石層序、地磁気エクスカーションなどのイベント、磁気や微化石データを用いた気候プロキシに関するデータを吟味し、
高精度年代法に向けた議論を深める。他分野への適用法の提案や、OSL法・放射性同位体法など他の手法との比較、古海洋・古気候学や人類・考古学などへの適用研究も歓迎する。
Magnetostratigraphy and microfossil stratigraphy have widely been used for stratigraphic dating. For dating, we use time-series data of
geomagnetic field or microfossils as a time scale, or correlate magnetic or biological proxies of paleoclimate with standard marine
oxygen isotope stratigraphy or other paleoclimate stratigrapy data. Toward high-precision dating, the session raises issues of the
latest geomagnetic field direction & intensity and microfossil time-series data, geomagnetic events, and paleoclimate proxies with
rock magnetic parameters and biological productions. It welcomes proposals of new application methods to other fields, comparison with
other methods including OSL dating, radiometric dating and so on, and applications to paleoceanography, paleoclimatology, paleoanthropology, and archeology.
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畠山 唯達 (HATAKEYAMA, Tadahiro)
岡山理科大学 情報処理センター