Grapeのみなさま,

国立極地研究所では,11月に開催の極域科学シンポジウムにおきまして,下記の特別セッションを企画しております.
つきましては,関係する幅広い研究分野から参加・発表を募りますので,ご検討頂けますよう宜しくお願いします.


「海・陸・氷床から探る後期新生代の南極寒冷圏環境変動」
 ―第三回極域科学シンポジウム横断セッション-

概要
地球システム変動において重要な役割を果たしている南極寒冷圏の環境変動,特に南極周極流・Gyreの発達と
南極氷床変動の相互作用に関連する気候・氷床モデル,古環境学,海洋学など幅広い研究分野から発表を募ります.
そして,これまでの研究成果を総括し,将来の掘削計画等を含む今後の研究の方向性を探ることを目的とします.

WEB: http://polaris.nipr.ac.jp/~daiyonkigroup/PolarScienceSympo_special/index.html

※発表申込みと予稿集原稿を同時に受け付けますのでご注意下さい.
※申込はWEBによる受付を行ないます.詳細につきましては後日連絡いたします.
※口頭発表枠に限りがあるため,申込者多数の場合はポスターに回って頂く場合があります.
※講演予稿集を含む本セッションの使用言語は全て英語となります.

予定講演者
IODPおよびANDRILL掘削
Tim Naish (Victoria University of Wellington):ロス海棚氷ANDRILL掘削の代表 <招待>
Xavier Crosta(Universite' Bordeaux) :南大洋を中心とした古海洋研究者 <招待>
Rob Dunbar(Stanford University):IODP Wiles Land掘削乗船研究者 <招待>
池原実(高知大学海洋コアセンター)南大洋インド洋セクターIODP掘削提案代表者 <招待>

アイスコア・氷床
Bo Vinther(University of Copenhagen):グリーンランド氷床コアレビュー <招待>
Eric Wolff (British Antarctic Survey) :南極Dome Cコアレビュー <招待>
川村賢二(国立極地研究所) 南極ドームふじコアの総括
藤田秀二(国立極地研究所) 氷床底面融解と最古の氷床コア

気候モデル・海洋学
阿部彩子(東京大学大気海洋研究所) 氷床・気候モデル <招待>
大島慶一郎(北海道大学低温研究所):南大洋をフィールドとした海洋・海氷研究 <招待>

問合せ先
菅沼悠介 
国立極地研究所 地圏研究グループ
〒190-8518 東京都立川市緑町10-3
Phone: 0425-12-0702

以上
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菅沼悠介
国立極地研究所 地圏研究グループ