このページについて (公開にあたってのご挨拶) †このページは、2016年8月29日~8月31日開催された「日本地球掘削科学コンソーシアム(J-DESC) コアスクール 古地磁気コース」の教科書を開催後に公開するページです。 岩石や海底堆積物を調べ過去の地球磁場を復元する「古地磁気学」、および、岩石・堆積物など物質中の磁性粒子(磁性鉱物)の特徴を調べる「岩石磁気学」は地球科学の一分野で、とくに「ちきゅう」、「ジョイデス・レゾリューション」といった掘削船を使った掘削科学においては重要な役割を担っています。本スクールは以下に記す目的を持って開催されておりますが、この教科書はそれ以外の研究者・一般の方にも私たちの科学の諸原則と実践的なところをご理解頂ければと考え、執筆者およびコミュニティ(地磁気・古地磁気・岩石磁気研究会)として公開しております。 この教科書サイトは、「コアスクール古地磁気コース 2008」を開催した際のものを長らく公開しておりましたが、2016年開催後にそれまでの修正点を含んだ新版に差し換え公開することに致しました。 本ページに関するお問い合わせは各項目の(最終版)執筆担当者に直接いただくか、本ページ管理人の畠山(hatake あっと center.ous.ac.jp)までご連絡ください。 (ページ公開:2016/10/05) J-DESC コアスクール 古地磁気コース 2016 †目的 †高知コアセンターには、掘削コアを中心とする地質試料を対象とした共同利用研究のために各種の高精度分析機器が設置されています。古地磁気・岩石磁気・環境磁気分野では、掘削船「ちきゅう」「JOIDES Resolution」に搭載されているものと同等のパススルー型超伝導磁力計システムのほか、振動試料磁力計(VSM)、低温磁気特性測定装置(MPMS)、熱磁気天秤などの装置が設置されています。本コースでは、おもに、これらの装置の原理をレクチャー形式で解説するとともに、実際の試料を用いた測定実習を行います。IODPなどの乗船研究や、高度な岩石磁気分析研究に必要な知識とスキルを習得することを目的とします。 日時 †
会場 †コース内容 †
講師 †
参加者 †
テキスト †
「コアスクール 古地磁気コース 2016」では使用しなかったが、前回までに整備したテキスト †
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