2006地球惑星関連学会連合大会
国際セッションのお知らせ

地球磁場研究の新展開: ダイナモ, 古地磁気, 岩石磁気
Perspectives of Geomagnetism: Geodynamo, Paleomagnetism and Rock Magnetism

お知らせ! (5/10)

プログラム最終版を載せました。
一部、講演者・発表時間等に変更があります。

お知らせ! (4/26)

プログラム新版を載せました。
レセプションに関するご案内を載せました。

お知らせ! (4/19)

レセプションの日付が5/16(火)に変更になりました


 地球の磁場に関する特徴・成因などに関する学問は、最近になって飛躍的に発展してきました。 特に、ダイナモシミュレーションやコアの物性など生成機構を扱う分野の急速な発達と、 岩石磁気学・サンプリング・測定手法の発達が寄与している古地磁気情報の増加に伴い、 観測と理論を有機的に結びつける試みが行われてきています。 他方では、地球軌道要素や表層環境変動との関連について論じられるようになるなど、 これまでとかく独立した1分野に配置されていた地磁気学が全地球のダイナミクスに融合されようとしています。

 この機会に、地球・惑星磁場分野の研究者が一堂に介し、互いの最先端の研究を発表・議論することで、 分野間の相互作用を一層活発にすべく、2006年連合大会にて本国際セッションを開催いたします。 海外から数名の最も活発な研究を行っている研究者を招待する予定です。

 本セッションでは、以下の研究分野からの意欲的な発表を期待します。

(A) ダイナモ:理論,数値計算,室内実験,及び関連する核 ・深部マントル研究

招待講演:
P. Roberts (UCLA)
*(J. Wicht (Max-Planck Inst))
P. Cardin (Univ Joseph Fourier)
大谷 栄治 (東北大)
田中 聡 (IFREE/JAMSTEC)

(B) 古地磁気:古地磁気強度,永年変化,逆転及びエクスカーションなど 地球惑星の主磁場に関する研究とそれを支えている岩石磁気学的研究
また、環境変動など地球磁場との関連が示唆されつつある分野の発表も歓迎します。

招待講演:
R. Coe (UCSC)
A. Jackson (ETH)
A. Roberts (Univ Southampton)
河野 長 (東工大/岡山大)
丸山 茂徳 (東工大)


  • 発表はすべて英語で行われます。
  • 口頭・およびポスターのセッションを開催します。

参加者のみなさまへ

セッションの情報

スケジュール:
May 16
(Tue)
09:00 - 12:15
17:15 - 19:15
19:15 -
口頭セッション I(U54と共催 @1階オーシャンB)
ポスターセッション I @2階コンベンションホールA
レセプション
May 17
(Wed)
09:00 - 17:00
17:15 - 19:15
口頭セッション II @303
ポスターセッション II @2階コンベンションホールA
May 18
(Thu)
09:00 - 17:00 口頭セッション III @303
地磁気・古地磁気のレギュラーセッション(日本語)は 5/16 15:30-17:00 に 301Bで開かれます。

レセプション:
大会3日目(5/16水), 19:00 より、会場内レストランNOAで開かれます
会費:\4000
参加ご希望の方は 5/8(月)までに、山崎(yama-mail)宛にメールでご連絡ください。

プログラム:
最終版のプログラムは
こちら(program-0510.pdf)です。 (PDF file, 2500kB!!!)

お知らせ(5/10): 招待講演者のWichtさんが諸事情で来日できなくなりました。ご了承ください。

主催

地球電磁気・地球惑星圏学会(SGEPSS)
古地磁気学・岩石磁気学グループ
東京大学21世紀COE
「多圏地球システムの進化と変動の予測可能性」

コンビーナ

山崎俊嗣 (産総研)
畠山唯達 (岡山理大)
松島政貴 (東工大)
浜野洋三 (東大)